CONCEPT

SATOYAMAという生き方

SATOYAMAという世界観

自然の可能性を享受し

里山の可能性を新しい科学技術で引き出す

そして、身近な自然(SATOYAMA)の

木質エネルギーと食料で生きる生活を基盤として

持続可能な環境を次世代に引き継ぎながら

本当に豊かで平和で安定した生き方の
社会推進に貢献します

AKAME SATOYAM WORLD

私たちが、理想として描いている世界観を、
この名張の赤目の森の地で、少しずつ、現実に根をはやしながら、実現させています。

赤目の森健康学園

人々が自立して健康で文化的に生きるために、食料やエネルギー、水などの里山環境の恩恵を受けて幸せに生きていくことを実践・目的としています。

赤目の里山を育てる会

この法人は、自然を愛し緑を大切にする全ての人々に対して、名張市南部の通称「赤目の里山」の整備保全活動に関する事業及び介護予防・生きがい活動支援事業と、SATOYAMAの文化を伝えていくことが目的です。


赤目の森作業所

障がい者支援事業の就労継続支援B型の作業所です。主に養鶏と卵の販売をしております。定員は10名。訓練と研修を主な目的としています。

赤目の森作業所PLUS

障がい者支援事業の就労継続支援A型の作業所です。きのこ栽培、着火剤製造、和菓子製造などを行っております。定員10名。労働契約を結び最低賃金以上の報酬を受けられます。


私たちがやってること

SATOYAMA曼荼羅

たまごづくり
《 赤目の森養鶏所 》

きのこづくり
《 木の子の里生産センター》

お菓子づくり
《 お菓子工房  赤目の森 》


田畑づくり
(農業)

里山づくり
(里山保全)

仕事づくり
(作業所・ボランティア)


暮らしづくり
(SATOYAMA STYLE)

人づくり
(教育・伝承)

つながりづくり
(ワークキャンプ・イベント・フォーラム)


代表 プロフィール

▲たまにま海もいいじゃないか(笑)と、みんなで旅行中の写真▲

伊井野 雄二(いいの ゆうじ)

195410月生まれ
鳥取県出身。日本福祉大学卒業
現在NPO法人赤目の里山を育てる会 理事長
木の子の里 錦生事業協議会CEO

<過去の経歴>
有限会社エコリゾート代表取締役
社団法人日本ナショナル・トラスト協会理事
NPO法人みえNPOネットワークセンター代表理事
名張市立赤目小学校非常勤講師等歴任

<著書>
里山の伝道師(コモンズ刊 1999)

「成人病に克つⅡ」(コズミックライフ 1986)

 

<メッセージ>

SATOYAMA環境に生活することが無上の喜び


 里山の事業に関わって40年になろうとしています。
現代人が出会わないと感じていた「原発事故」「東日本大震災」、
そしてロシアによるウクライナ侵攻など、
人が安全に平和生きていけない現実が目の前に現れてきています。
私はどんな世の中になろうとも、食料、エネルギー、そして安全な水が手に入ることこそが、
それらを保証する唯一の条件だと考えています。

 里山での生活は、そのほとんどが確保できます。
里山整備 森林整備では大量の木材を搬出する必要がありますが、
本来 人間の生活のための木材搬出でした。
そして豊かに広がる田園 畑や田んぼが安全な野菜や穀物を供給してくれます。
また、卵や肉にしても、平飼いでストレスのない「動物福祉」を実現した上での
安全なたんぱく質も手に入ります。

 


 もちろん、豊かな環境には安全で美味して水も自給できるのです。
私は、このような「SATOYAMA環境」に生活することを
無上の喜びとして感じています。
そして赤目の森を訪れる多くの青少年にそのことを伝え続けています。
それは独りよがりでない持続可能な地域づくりにも大きく貢献することであり
、平和で安心な生活環境樹立のためにも
必要なポリシーだと考えています。

 


無限に広がる可能性を信じて

 私もぼちぼち古希を迎える歳になってきました。何といっても、後継者の問題です。
全国にある5万弱のNPO団体の多くは、同じ課題と問題を抱えています。
そして、地域の自治団体でも、同じような課題があると聞いています。

 私は、大学を卒業して、45年前に今ある赤目の森健康学園の地に立ちました。
そしてこの地にまた帰ってきたわけですが、その時に無一文での出発でしたが、
今ではこの土地や屋敷を次の代に引き継げるようになりました。

 

 どう稼ぐかは、この土地と建物を利用して考えることです。
無限に広がる可能性を信じて若者にチャレンジして欲しいです。

 

 

SATOYAMAの第二次発展


 法人としてだけではなく、個人としてもチャレンジしたいことがあります。
それは、「里山 SATOYAMAの第二次発展」です。
1990年初頭から日本では里山ブームが起きました。
それから30年経過する中で、里山に対する関心は廃れてしまいました。
社会が少子高齢化、戦争と平和 長期デフレと急激なインフレの中で、
自分の生活防衛が何よりも重要で緊急な課題として持ち上がってきている中では
仕方ない状態です。

 しかし、地球温暖化防止 CO2は喫緊の課題でありますし、
SDGsを唱えている社会なら、
里山にもう一度目を向けることが必要であり、必然性があると思います。
ただ、第一次ブームの時のように、里山保全 身近な自然を守り大切にする取り組みは、
緑地の多い田舎ではブームになりません。
本当の豊かな自然の大切さを知っているのは、大都市近郊に生活する人たちです。
その人たちがもう一度動き始めるのに何が必要なのかを考えて、
提案できたらと考えています。



「里山曼荼羅」を完成させ、伝道師として・・・

 それには新しい時代における「里山曼荼羅」を
再構築する必要があると思っています。
曼荼羅とは。ウキペディアでは「密教の経典に基づいて主尊を中心に
諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する楼閣を模式的に示した図像」と説明しています。
つまり、里山を中心とした全ての可能性がある関係図を
見直すことではないかと考えています。
衣食住からエネルギー、音楽、情報発信、環境保全、NPO、自治組織、防災、
文化などなどが「諸仏諸尊」の集まりとなり、
それぞれにまた幾重の関係性が綴られることになります。

 

 そういう可能性を再度見直して、発信することが、
「里山の伝道師」に求められことではないかと思います。
その発信の基礎となるのが、「里山の伝道師 パートⅡ」
ということにもつながってきます。



by 伊井野 雄二

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Facebook:https://www.facebook.com/yuji.iino.7

 

 

アクセス

赤目の森健康学園 
特定非営利活動法人
赤目の里山を育てる会
赤目の森作業所(就労継続支援B型)
赤目の森作業所Plus(就労継続支援A型)

〒518-0762
三重県名張市上三谷561番地7

tel:0595-64-0051

fax:0595-48-6501

mail:office@akame-satoyama.org